TSUKURITEMAGAZINE 10
Hokkaido Geijutsu Design Senmon Gakko
札幌
TSUKURITEMAGAZINE 10
北海道芸術デザイン専門学校
プロから学び、現場で生きる力を育てる。
札幌に拠点を置くデザイン・建築の専門学校、通称「bisen」。夢を“夢で終わらせない”ために、一人ひとりの個性を大切にした教育を行い、現役のプロ講師による指導で即戦力を育成。業界で活躍する卒業生を数多く輩出している。
学校について聞く
北海道芸術デザイン専門学校の特徴を教えてください。
60年の歴史がある学校ということで、これまで多くの卒業生が各業界で活躍し、強いネットワークが築かれてきました。また、地域の皆様との関わりも深く、歩みの長さが信頼とつながりを生み出し、本校の大きな強みだと感じています。
企業との連携ではどんなことを大切にされていますか?
企業様のご要望を丁寧に伺いながら、その中で学生の能力を最大限に伸ばせるよう工夫しています。現場との連携を通じて、学びが実社会に直結するよう意識して取り組んでいます。
環境デザイン学科フラワーデザイン専攻について聞く
フラワーデザイン専攻ではどのような内容を学べますか?
日本の伝統的ないけばなから、現代的なフラワーデザイン、植物学まで幅広く学ぶことができます。また、就職した際に役立つようPhotoshopやillustratorについても学んでいます。
授業の特徴や魅力を教えてください。
現職でご活躍されている先生が多く、実践的な生花を使った授業が多いことが、本校のフラワーデザイン専攻の特徴であり魅力です。
「-CABIN-札幌×北海道芸術デザイン専門学校」客室コラボレーションプロジェクト
ホテルの下見にはじまり、アイデア出し、プレゼン、装飾制作、取り付けまで――
ひとつの空間づくりの過程は、約4ヵ月にわたる取り組みにより完成します。
2025年に第1弾として誕生した「シマエナガの森」から、1年。
第2弾となる今回も、新たに入学した1年生によってプレミアホテル-CABIN-札幌に特別客室が誕生しました。
2026年、プロジェクトに挑んだ生徒たちと、挑戦を支える先生の想いをお届けします。
特に印象に残っているシーンやエピソードはありますか?
装飾材料の買い出しに出かけた場面が、とても強く印象に残っています。特に「チュール」選びは、普段扱っている花材を選ぶよりも難しかったようです。目の粗さや生地の硬さ、微妙な色味の違いなどを、たくさんの種類の中から時間をかけて吟味して選んでいました。
生徒の成長が感じられた場面があれば教えてください。
制作を始めたばかりの頃は、「どう形にしていいのか」と手が止まってしまい、なかなか作業が進まず、期日までに完成できるか不安になる場面もありました。ですが、締め切りが近づくにつれて自ら進んで制作に取り組めるようになり、その自立していく姿に成長を感じました。
完成した客室「North Ocean」のこだわったポイントを教えてください。
部屋全体のテーマとして「波」を意識して装飾しました。特に力を入れたヘッドボードは、チュールを使って柔らかい波の曲線をつくり、白いお花を重ねて繊細な「泡しぶき」を表現しました。天井は海の中に潜って見上げたときのような「海の水面」をチュールで立体的に再現しています。
取り組みの中で、一番楽しかったことや苦労したことはなんですか?
一番楽しかったのは、これまで知らなかった種類のお花に出会えたことや、初めての装飾に挑戦できたことです。苦労したところは、これまでの授業の中で一番多い種類と量のお花を取り扱ったことです。
プロジェクトを通して、自分たちの成長を実感できた瞬間はありましたか?
これまで授業で習ってきた知識を使って、自分たちのアイデアを形にできたときです。みんなで考えたイメージが、空間として形になった瞬間に、自分たちの成長を感じることができました。
客室への想いを聞く。
この部屋に宿泊される方にどんな体験を届けたいですか?
ホテルのお部屋で海を感じることができる、非日常体験を届けたいと思いこの部屋を装飾しました。ご宿泊された方には、プレミアホテル-CABIN-札幌の天然温泉と「North Ocean」の繋がりを感じてくれると嬉しいです。
Archive
1年ごとに新たな客室へと生まれ変わる本プロジェクト。
二度と再現できない客室と、完成に至るまでの生徒たちの想いを、記録としてここに留めます。
プレミアホテル-CABIN-札幌は、これからも学生たちの挑戦を応援し、地域の皆様とともに、ここでしか出会えない価値ある空間と体験を創造してまいります。
※Archiveでご紹介する客室の販売は終了しています
2025年度 Project「シマエナガの森」
完成した客室のコンセプトやこだわったポイントを教えてください。
コンセプトは北海道の「雪の妖精」と言われるシマエナガを中心に考えました。こだわったポイントは、北海道らしさを出すために、装飾に使った花も北海道にまつわる「すずらん」や「ライラック」「ラベンダー」を使いました。シマエナガの花器には「ライラック」をメインに部屋との統一感が出るように選びました。
チームで取り組む中で、一番楽しかったことや苦労したことはなんですか?
チームで取り組む中で一番楽しかったことは、花材を選びに行ったことです。資材屋に行くのも初めてで、色々なお花や植物があるなかで、先生やチームの仲間と話し合いながらお花の形や色を選ぶのが楽しかったです。苦労したことは、試作品を作ることです。シマエナガの丸みをお花だけで表現するのが難しく、お花の形を変えてみたり、ワイヤーを黒くして足をつけたりと、お花に合わせる素材を考えて工夫しました。
プロジェクトを通して、自分たちの成長を実感できた瞬間はありましたか?
コンセプトルーム制作を通して、ただ形にするのではなく「人にも伝わる空間」を意識するようになりました。意見を出し合い、調整する中で協調性や発想力が磨かれ、素材や配置の工夫を重ねることで実践的な表現力も身に付き、大きな成長を実感しています。
ギャラリー
CABIN × 北海道芸術デザイン専門学校
北海道芸術デザイン専門学校とのコラボレーションで誕生した『North Ocean』は、学生たちの感性と技術が詰まった1日1室限定特別な客室です。

プレミアホテル-CABIN-札幌
『North Ocean』
天然温泉のルーツである「太古の海」をテーマに、波打ち際から水面までを、花とチュール、光で表現した1室です。水色と白を基調とした空間に、温泉の琥珀色をアクセントとして添え、湯上がりのひとときも海の世界を感じていただけます。
プラン
プレミアホテル-CABIN-札幌
1室限定!「North Ocean」宿泊プラン
ご宿泊特典として、ミネラル豊富な海洋深層水「らうす」と特別客室「North Ocean」をイメージして描いたオリジナルポストカードがついた宿泊プランです。
