TSUKURITEMAGAZINE 03
1UP Kinoko factory
松本
TSUKURITEMAGAZINE 03
1UPきのこファクトリー
長野県朝日村の澄んだ空気の下
愛情たっぷりに育った「しいたけ」を食卓へ
地元企業「大心株式会社」の手掛ける新規事業。準高冷地で年間を通して晴天率が高い朝日村にある、しいたけハウス。それが、「1UPきのこファクトリー」です。
「長野でのしいたけ作り」について聞く
長野県朝日村でしいたけ作りを始めた理由を教えてください。
大心株式会社では、これまで介護や福祉の仕事を中心に事業を行っていましたが、さらに地域の方々に貢献できることはないかと、新規事業を考えていく中で、出てきた一つが農業でした。コロナ禍の流通の問題や農業人口の高齢化などの問題にも向き合っていけたらと、農業を始めました。そして、従業者の雇用を確保するために、農業の中でも一年中栽培ができる椎茸栽培をすることにしました。しかし、100坪のハウスを建設するための土地がなかなか見つからない中、出会ったのが今のハウスが建っている朝日村でした。晴天率が高く、年間を通して気持ちの良い陽ざしが降りそそぐ朝日村は、働く私たちも元気にしてくれる場所です。
1UPきのこファクトリーのしいたけの特徴を教えてください。また、しいたけの他におすすめの作物はありますか?
1UPきのこファクトリーの椎茸は、厳選した北海道産の菌床を使用しています。肉厚で軸まで柔らかいのが特徴です。クセが少なく、どんな料理にも相性がいいと思います。3か月ほど前から生のキクラゲの栽培も始めました。肉厚でコリコリした食感が特徴のキクラゲです。
北海道の菌床を使っているのは何故ですか?
当初、椎茸栽培を始める際にいろいろと検討したのですが、一番の理由は味です。
北海道産の菌床から取れた椎茸はクセが少なく、肉厚で美味しかったというのが理由です。
「地域の取り組み」について聞く。
椎茸の菌床は3回ほど生え変わったら使用出来なくなるとのことですが、使えなくなった菌床は、その後どのようにしていますか?
養豚場で引き取っていただいて、豚のえさとして再利用していただいています。また、朝日村の農家さんに、畑の肥料として再利用していただいています。
今後、1UPきのこファクトリーとして目指すところを教えてください。
現在も少しずつ購入してしていただける方が増えてきていますが、さらに、美味しいキノコを生産して、しいたけを食べるなら『1UPきのこファクトリーのしいたけ』を選んでいただけるよう、頑張っていきたいと思います。
想いやエピソードを聞く。
1UPきのこファクトリーのロゴについて。
1UPでは「しいたけ」の和風な渋いイメージを払拭したいと思い、ポップで明るいロゴのデザインにしています。しいたけのイメージとはかけ離れたデザインなので、ありがたいことに、マルシェなどに出店させていただくと、お客様から「見たことある!」と言ってくださる方もいらっしゃいます。
みなに愛される美味しさの秘密。
ハウスの湿度や温度管理を徹底し、少しでも高い品質で食卓に届くよう徹底しています。
しいたけ自体の味もクセが少なく、どちらかというとエリンギやマッシュルームなどの洋風のきのこに近いので、和風も洋風のお料理にも使っていただけます。しいたけの独特な香りや味で苦手な方が多いのですが、そんな方でも、「1UPは食べられた!」とのお声をいただきます。
しいたけは生き物なのでちょっとした変化で形も変わってしまい気を使いますが、美味しい1UPのしいたけが食卓に届くよう、ハウス全体で頑張っています。
ギャラリー
CABIN × 1UPきのこファクトリー
プレミアホテル-CABIN-松本と「1UPきのこファクトリー」のコラボメニューが、朝食ブッフェに登場!
1UPきのこファクトリーの「焼きしいたけ」
信州の美味しい空気と水をたっぷり吸って育った、肉厚で旨味の強いしいたけです。 お客様の目の前でひとつひとつ焼いており、「醤油」「しょうが醤油」などでお召し上がりいただけます。
キャンペーン
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